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日本は世界一の高齢社会

2016/11/03

日本は世界一の高齢社会

日本の「高齢化社会」が進んでいると世間で危惧されています。しかし高齢化の度合いがどの程度かよく分からない人もいるでしょう。日本は高齢化社会が進んだ国の中でも「世界一」のレベルにあると断言して良い状況です。
「高齢化率」という指標があります。この指標によると、「高齢化社会」と呼ばれる時、全人口の中に65歳以上の人が7%から14%いる状況を指します。さらに高齢者が14%から21%にまでなると「高齢社会」と呼ばれます。すでに高齢「化」ではなく、本格的に高齢者が多くなった社会という意味です。そして高齢者が21%以上になると「超高齢社会」と呼ばれます。そして日本は2011年に高齢化率が25.1%となりました。高齢化社会を危惧していたはずが、高齢社会を超えて超高齢社会に突入していたというわけです。世界で超高齢社会に突入した国は「日本だけ」です。日本は超高齢社会のパイオニアとして、前例のない国の舵取りの手腕を問われていることになります。

日本は世界一の高齢社会

高齢化が進むスピードが異様に速い

高齢化率が高い国を見ていきますと、日本に続いてドイツ、イタリア、スウェーデンなどが続いて行きます。世界全体で高齢化が進んでいますが、先進国と呼ばれる地域の高齢化が目立ちます。発展途上地域の国々の高齢化率は5.8%なのに対し、先進地域の国の高齢化率は16.1%もあるからです。また「高齢化率が上がるスピード」という調査結果がありますが、日本のスピードが群を抜いて速いことが分かります。「高齢化社会」から「高齢社会」に移行するまでのスピードを測った結果、ヨーロッパで最も速いドイツが1930年から1972年までの42年間かかっています。高齢化社会の象徴のようなスウェーデンでさえ82年かかっています。フランスは1865年から1979年まで実に114年間かけています。そして日本はというと、1970年から1994年までの24年間で高齢化社会から高齢社会に移行しています。そしてさらにわずか17年で超高齢化社会に突入しました。これらのことから、日本の高齢化が進むスピードがいかに異様か分かるでしょう。

「健康寿命」を大切にしよう

最後に平均寿命を見ていきます。世界の男女別の平均寿命を測ったものですが、日本の男性は3位で80.5歳、女性は86.63歳で堂々の1位となっています。ちなみに男性の1位と2位はわずかな差で香港とアイスランドになっていますが、香港もアイスランドも日本とは比較にならない小さな国や地域です。ある程度の人口を持つ規模の国としては男女とも世界一と言って過言ではないでしょう。世界の先進国の寿命も全体的に高くなり、80歳以上が一般的になっています。しかし、同時に地球上の全人口の「平均寿命が44歳」という現実も理解しておきましょう。
また「健康寿命」という指標もあり、これは健康を損なわずに自立して生活ができる期間を指しています。日本は男性が71.19歳、女性が74.21歳です。平均寿命も大切ですが、健康寿命を大切にすることが超高齢社会で幸せな国にするための一つの目安になるかもしれません。
いずれにせよ、世界で類を見ない超高齢社会の国として、日本の行く末が世界から注目されていることは間違いありません。

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